Digital Safety Conference 2024 Japan

- Day 1 講演会 -
自動化、電動化、効率化は、各産業分野で進歩をもたらしています。また、これらの分野には、これまで以上に高いレベルの安全性が求められるという重要な共通点があります。本カンファレンスでは、航空宇宙・防衛、重工業、半導体設計、自動車OEM・サプライヤーの皆様へ向け機能安全、サイバーセキュリティ、組込みソフトウェア、システム開発と検証に関するテーマとMBSE - モデルベースシステムズエンジニアリング - を取り上げます。

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※在宅勤務中につき、大変お手数ではございますが、お問い合わせはメールにてお願いいたします。

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名  称 Digital Safety Conference 2024 Japan - Day 1 講演会 -
開催日時 2024年04月17日(水)09:30-15:30 (受付開始:08:45)
開催形式 会場開催(講演)
※専門家による講演形式のイベントとなります。
※英語スピーカ講師よるセッションは、日本語の同時通訳が入ります。
会  場 ステーションコンファレンス東京 6F 605 A, B, C ルーム アクセス
アクセス 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー6F https://www.tstc.jp/tokyo/access.html
対 象 者 安全設計、機能安全、サイバーセキュリティ、組込みソフトウェア、システム開発、MBSEにご興味のある方
航空・宇宙、重工業・機械、半導体設計、自動車・モビリティ産業(国内OEM、サプライヤ、研究開発)の戦略策定・技術開発をリードする担当者の方、研究機関・行政機関の方
*本セミナーは特定企業様へ向けたイベントとなりご参加をお断りさせていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
参加方法 参加申し込みフォームへの事前登録 ※ランチ・お飲み物のご用意がございます。 ※当日受付にてご登録者名の入ったお名刺を1枚頂戴したくお持ちください。
参 加 料 無料
申込期限 2024年04月10日(水) ※定員に達した場合上記日付以前に締め切らせていただきます。

プログラム

08:45
受付開始

09:30 - 09:40​
(10分)
Opening Speech / 開催のご挨拶 ※日本語同時通訳

Ansys_MikeYeager Mike Yeager, Area Vice President, Japan and India, カントリーマネジャー Area Vice Presidentのマイク・イェーガは、Ansysの日本およびインドの営業チームを統括している。 マイクはPTCでエンジニアリングソフトウェアのキャリアをスタートさせ、その後ケイデンス・デザイン・システムズでEMEA地域担当副社長、北米戦略・地域営業担当副社長、Worldwide Field Operations部長など多くの職務を経験。 2017年にLumerical Inc.にセールス、マーケティング、カスタマーサポートチーム担当副社長として入社し、2020年にAnsysがLumericalを買収した後は、AnsysのNew and Emerging Technologyチームを率い、現在の職務のために日本に拠点を移す。 ウェストポイント陸軍士官学校で学士号、デンバー大学でMBAを取得。

09:40 – 10:10​
(30分)
【基調講演】The Ansys Journey towards Digital Systems Engineering ​/ デジタルシステムエンジニアリングに向けたAnsysの歩み
※日本語同時通訳

本セッションでは、Ansysがデジタルシステムズエンジニアリングにおける重要な課題に対して達成した最新の進展についてご紹介します。新しいモデリング機能の提供により、多分野にわたるモデリングを通じて、準形式的要件に対する性能、安全、サイバーセキュリティの分析およびシミュレーションが実現します。またエンタープライズ規模の情報プラットフォームの導入により、マルチレベルでモデルを抽象化し、共通のアーキテクチャシステムモデルと領域固有の下流開発との間で、マルチドメインの交換可能な形で性能を表現および変換できるようになります。さらに分析能力を駆使した分析および検証によって、複数の信頼できる正しい情報源(Authoritative Source of Truth:ASOT)にまたがる、federate(連盟化)された デジタル継続性を確保できます。

Dr. Olaf Kath, VP, Product, Ansys

10:10 – 10:40​
( 講演20分 + Q&A10分 )
Ansys Safe Design & Validation of ADAS and Autonomous Vehicles / ADAS/ADの安全設計と検証 ※日本語同時通訳

本セッションでは、MBSEを通じて、様々なシナリオにおける安全性の確保というエンジニアリングの課題にどのように取り組んでいるかをご紹介します。また、設計の統合、検証/妥当性確認、シミュレーションと解析を使用した段階的なセーフティケースの提供など、安全に対するAnsysのアプローチをご紹介します。新型BMW 7シリーズに搭載された「Personal Pilot L3」を紹介するBMW社の独占インタビューも交えながら、大規模な安全性とシミュレーションに対するAnsysの取り組みもご紹介します。 - 設計および検証/妥当性確認プロセスへの安全性の効果的な統合 - 開発と検証において、安全性とSOTIFに焦点を当てたシステムの限界を回避 - ML/AIのトレーニングと検証に合成センサーデータを活用 - シナリオベースのシミュレーションにおける感度解析や信頼性解析など、AD機能を検証するための大規模シミュレーションの活用

Tony Karam, Area Sales Director, N&ET, Ansys​

10:40 – 11:00​
(20分)
Digital Safety and Reliability Engineering / 安全管理・安全分析およびエンジニアリングのデジタル化 ※日本語同時通訳

MBSEのワークフローに安全性と信頼性の解析技術を統合することは、一貫性の向上、様々なエンジニアリング分野間での効率的な情報の受け渡し、トレーサビリティの向上といった大きなメリットをもたらします。 本セッションでは、管理者とエンジニアがSysML設計モデルを中心に効率的にコラボレーションを行い、特にデジタル環境で様々なタスクを実行する方法について概説します。 - 安全プログラムの計画、プロジェクトの実行、活動の監視、作業成果物の進捗管理 - ハザード分析とリスクアセスメント、FMEA、FTA、FMEDAなどの安全分析 - スレッド分析、サイバーセキュリティリスク評価、アタックツリー、脆弱性分析と管理などのサイバーセキュリティ分析 - 信頼性ハンドブックや信頼性物理シミュレーションアプローチに基づく信頼性予測 - システムの誤動作を発見・検証するための故障注入を伴うシステムシミュレーションの利用

Dr. Michael Soden, Manager, Product Management, Ansys

11:00 - 11:10​
(10分)
休憩 / Break​

11:10 – 11:50​
(40分)
An easier route to Critical Embedded Software / クリティカル組込みソフトウェア開発への近道​ ※日本語同時通訳

高い安全性が求められる組込みソフトにバグは許されません。一方、機能集約による大規模化や開発期間の短縮、日増しに厳しくなる欠陥への社会的反応は、ソフト開発を一層困難にしています。そうして疲弊し続けた開発現場は、やがてミスや不正を起こし、最後には大事故を招きます。繰り返されるこの最悪のシナリオを避けるには、信頼性を維持しつつ、開発現場の負担を大きく軽減するプロセス改革が急務です。航空業界で多くの実績を持つAnsys SCADEは、数学理論に依拠した高信頼ツールで、他ではなくすことのできない検証工程の多くを合理的に省略することが可能な、世界でただ一つのCOTSツールです。ここではAnsys SCADEの利点や特徴を、事例を交えて紹介します。

Aubanel Monnier, Director Application Engineering, Safety & Embedded Software, Ansys Kazuhiro Kurisu, Senior Application Engineer, Safety & Embedded Software, Ansys

11:50 - 13:00
(70分)
ランチ / Lunch Break

13:00 - 13:30
(30分)
【特別講演】
「大規模化・複雑化に押し負ける事なく、『安全なシステム』を企画・設計・検証・実現し、運用・維持するという『企業競争力』」

モビリティ、航空宇宙、防衛などの領域において、新たな価値創出や高度な能力提供への要求は増大しており、対応するシステムの規模や複雑さは増大の一途をたどっていると言える。これに対処すべく大きく異なるアーキテクチャの設計、全く新しい機能の開発など”成し遂げたいこと”を検討するだけでも大きなリソースが必要である。一方で、開発の中盤や後半になって回避不能なリスクや制御のコストが非常に大きいリスクが判明し、大きな手戻りが発生しコストやスケジュールの超過につながっているケースは少なくない。システム全体を俯瞰してプロジェクトを牽引するシステムズエンジニアが、開発の初期においてライフサイクルを見渡し、Undesirable Event(起きてほしくないこと)を識別して演繹的リスク分析を行い、アーキテクチャレベルでのリスク回避・リスク制御を検討することで、”スジの良いシステムアーキテクチャ”を生み出していく事が極めて重要である。

ID石橋先生 イノベーティブ・デザインLLC  石橋 金徳 氏

13:30 - 14:00
(30分)
機能安全対応開発でのMBSE導入のメリットとポイント

機能安全対応プロセスを構築する上でシステムズエンジニアリングへの取り組みは必須となります。そこでMBSEを導入する効果やポイントを説明させていただき、Ansysプロダクトを販売や機能安全対応コンサルサービスの提供を行っているイーソルトリニティによる車載製品開発における生産性向上を実現しながら高品質な製品開発を実現するポイントをご提案させていただきます。

イーソル仮屋様 イーソルトリニティ株式会社 取締役 仮屋 義明(Yoshiaki Kariya) 【略歴】 1991年に電機メーカ系ソフトウェア開発関連会社に入社しソフトウェア開発エンジニアや営業を担当 2001年以降は組込みソフトウェア開発ツールや機能安全関連ツールの開発、販売に従事 2018年からイーソルトリニティにて機能安全関連ツールや業務支援サービス事業に従事

14:00 - 14:15
(15分)
休憩 / Break​

14:15 - 14:30
(15分)
SCADEで開発されるリアルタイムOS上のアプリケーション

SDV時代を迎え、車載ソフトウェアの迅速な開発、柔軟な配置が必須となってきました。 SCADEを使用してモデルベースで開発したアプリケーションをツール連携により迅速に ターゲットECUのソフトウェアプラットホームの根幹となるリアルタイムOS:INTEGRITY 上で動作させるためのソリューションをご紹介します。

ADaC名知様 株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ アドバンスドビジネス部 取締役 部長 名知 克頼氏

14:30 - 14:50
(20分)
CASE時代を見据えた機能安全最新動向と“medini analyze“を使用した効率的な安全分析

将来の自動運転およびコネクティッドカーの普及に伴い、急速に発展している車載システムにとって、機能安全対応は益々重要になっています。本講演では、機能安全対応の最新動向を考察した上で、機能安全開発のポイント及び効率的な機能安全分析手法について、ANSYS社ツール“medini analyze“を使用した事例にて分かりやすくご説明致します。

SGS松尾様 SGS ジャパン株式会社 松尾 健彦氏

14:50 – 15:15
( 25分 )
“Ansys medini analyze“を利用したドローンの機能安全分析

自動車業界で標準化されている機能安全活動をドローンに適用し、無人地帯を飛行する物流ドローンの潜在的なリスクやハザードの特定、および今後のドローンの機能安全活動標準化に向けた検討の促進と知見の蓄積を目的とした研究に取り組んで参りました。本講演では、機能安全分析ツールとしてAnsys medini analyzeを利用した事例ついて紹介します。

CSC筬島様 サイバネットシステム株式会社
筬島 慎太郎氏
2008年に自動車OEMへ入社し、自動車の機械・電気電子・制御分野に跨るシステムの量産開発を担当。機能安全対応や自動運転に関わる技術の先行開発や量産開発にも従事。 2023年にサイバネットシステム株式会社へ入社し、機能安全に関するデジタルソリューションや、CAE・MBDビジネスの技術戦略策定に従事。

15:15
Closing Speech / 閉会のご挨拶

Dr. Olaf Kath, VP, Product, Ansys

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※イベントプログラムは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。